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2009年10月21日

トルマリンネックレスを修理する

トルマリンのネックレス
トルマリンネックレスを修理する
ワイヤーが切れそうになり、修理をお預かりしました。
2連のブレスレットに作り替えます。

真珠のネックレスでもよくあることですが、石と石の間はエッジが立っていて、
こすれ合うことで金属のワイヤーすらジワジワとカットしていってしまいます。

突然バラバラに切れてしまうので、「数年に一度、糸を交換しましょう」
といわれる所以です。

ところが、今回は石と石の間の18金のパーツが原因のよう。
トルマリンネックレスを修理する
パーツが薄いために、石と石の間の圧力でつぶれてしまい、
まるで刃物のようになってしまっていました。
無垢の素材が使われていれば、このようにはなりません。

元にもどすことも可能ですが、ひとつひとつ元にもどして、
角を手作業で研磨していく手間にかかってしまう費用を考えると
現実的ではありません。

今回は太めのワイヤーにして、こまめにワイヤーを交換することを
お願いするしかなさそうです。

片手でも着脱がしやすいように、さし込み式の金具に変更。
トルマリンネックレスを修理する
気分もかわって、新たに活躍してくれそう。

石のネックレス、ブレスが切れてしまった!と、
バラバラになってしまった修理は意外に多いもの。

切れてしまう前なら、交換はほんの数百円で済む場合も多いので、
点検、交換はお気軽にご依頼ください。


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プロフィール
まーちん
まーちん
静岡県浜松市出身。
大手企業で法人営業を経験後、ジュエリーをはじめとした高級品の外商部門へ配属。宝石や営業への苦手意識や怪しそうな先入観があり、克服したい思いと逃げ出したい思いから配属初年で全国トップセールスとなる。
数年後、部門の買収を機にIT関連企業から声をかけていただき転職、ジュエリーWEBショップサイトを運営する。
オリジナルジュエリーを企画・販売する中で、いつしかジュエリーを好きになっている自分に気づくと同時に、あまりにもそれを知らないことに気付く。宝飾業界の販売のあり方にも疑問が募り、販売技術だけでなく「ジュエリーそのものを1から学びたい」との思いが芽生えたため、退職してイタリア・フィレンツェのジュエリースクールに単身留学。
多くの熟練マエストロ達からイタリア式ジュエリー制作、フレンツェ流透かし、デザイン、彫刻などを学ぶ。

帰国後、ヨーロッパスタイルの「工房&ショップ」でオーダーメイド・ブライダルジュエリーを制作するアトリエフィロンドールへ仲間入り。様々なジュエリーの現場経験と製作経験を生かして、理想のジュエリーづくりのお手伝いをする。
・GIA(米国宝石学会)ダイアモンド修了士。
・ブライダルジュエリーブランド「MIORING」、「HISTOIRE de Filondor」ディレクター
・1級ジュエリーリモデルカウンセラー(JRC)

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