2018年11月17日
静岡県唯一の『真珠シニアアドバイザー』になりました
少しご報告が遅くなりましたが、今年8月に新しい認定・認定を取得して、(社)日本真珠振興会 認定シニアアドバイザーとなりました。
(社)日本真珠振興会とは真珠の生産を行う養殖組合や国外への輸出組合、ミキモトをはじめとした小売、卸業各社からなり、まさに真珠業界が結束した団体です。ここが主催となって『真珠検定』が実施されており、真珠を取り扱うプロフェッショナル・伝道師としてその知識を認定され、さらに様々な学びの場が与えられます。
なんと、静岡県内では唯一の認定者とのこと。(試験は年一回、2018年8月現在。)
真珠検定
初めて自分の手で真珠を販売してからもう16年経ちますが、良くも悪くも真珠は『神秘』の宝石でした。
他の多くの宝石と違って、人間と自然が一つになって作り出している(養殖)にもかかわらず、その詳細はブラックボックスに包まれてきたのです。
「宝石店で働く人は、さぞ詳しいんだろうなぁ」と想像していただく方もいらっしゃるかもしれませんが、こと真珠に限っては、どうやって作られ、どのように加工・処理されているのか、日本中で販売する人間の多くが詳しく知りません。店頭では『ナチュラル』と表記された真珠のほとんどが、実は人為的なシミ抜きなどを経ていることも、知らない販売員が多いのではないかと思います。私も10年前はそうでした。
加えて、ダイアモンドの『4C』のように、国際基準で美しさの客観評価をするような基準が設けられていません。というより、できないとされています。
これではいけない…と勉強しようと思っても、作る側が企業秘密として開示していないものを知る由がありません。
こういった現状をふまえ、日本が誇る宝石『真珠』を正しく伝える人材を業界全体として育成するために、『真珠検定』制度ができたようです。
販売側の人間だけでなく、養殖業者さんや輸出業者さんなども受験に来られていたことが印象的でした。
筆記試験のほか、マキ・テリ・キズなどの評価についての実技もあり、真珠を正しくお客様にご案内するプロとしてとっても詳しくなれます。
講座や試験は真珠の街、神戸で参加
合格発表ではなんと表彰していただきました
先日は真珠養殖場を訪れ、浜揚げや核入れを体験してきました
日本人女性の多くが持っている真珠。でも、自分がこの仕事をしていなかったら、「真珠ってどこで買えばいいのかな…?」って思っただろうと思います。
百貨店でも、路面店でも、ショッピングセンターでも、通販でも買える時代。一見違いがわかりにくいように見えるのに、3,000円のものも50万円のものもあります。
品質と価格のバランスを考え、加えて周囲との対比も考慮して、総合的に『自分に最適なもの』を選んでいただけるのがベスト。
『良いもの』とは最も高額なものではなく、最もお客様にマッチしたものだと思います。なおかつ、お客様の想像を少し超えていれば最高です。
そのためにも『信じられる人』が介在して、時には感覚的に、時には論理的に、腑に落ちるご案内をされることが必要になるのではないでしょうか。
世代を超えて、長く使うことが多い宝石ですから。
ということで、真珠について何かあった時には『真珠シニアアドバイザー』の存在を思い出してください。
メンテナンスや修理、糸替えも承っています。
(社)日本真珠振興会とは真珠の生産を行う養殖組合や国外への輸出組合、ミキモトをはじめとした小売、卸業各社からなり、まさに真珠業界が結束した団体です。ここが主催となって『真珠検定』が実施されており、真珠を取り扱うプロフェッショナル・伝道師としてその知識を認定され、さらに様々な学びの場が与えられます。
なんと、静岡県内では唯一の認定者とのこと。(試験は年一回、2018年8月現在。)
真珠検定
初めて自分の手で真珠を販売してからもう16年経ちますが、良くも悪くも真珠は『神秘』の宝石でした。
他の多くの宝石と違って、人間と自然が一つになって作り出している(養殖)にもかかわらず、その詳細はブラックボックスに包まれてきたのです。
「宝石店で働く人は、さぞ詳しいんだろうなぁ」と想像していただく方もいらっしゃるかもしれませんが、こと真珠に限っては、どうやって作られ、どのように加工・処理されているのか、日本中で販売する人間の多くが詳しく知りません。店頭では『ナチュラル』と表記された真珠のほとんどが、実は人為的なシミ抜きなどを経ていることも、知らない販売員が多いのではないかと思います。私も10年前はそうでした。
加えて、ダイアモンドの『4C』のように、国際基準で美しさの客観評価をするような基準が設けられていません。というより、できないとされています。
これではいけない…と勉強しようと思っても、作る側が企業秘密として開示していないものを知る由がありません。
こういった現状をふまえ、日本が誇る宝石『真珠』を正しく伝える人材を業界全体として育成するために、『真珠検定』制度ができたようです。
販売側の人間だけでなく、養殖業者さんや輸出業者さんなども受験に来られていたことが印象的でした。
筆記試験のほか、マキ・テリ・キズなどの評価についての実技もあり、真珠を正しくお客様にご案内するプロとしてとっても詳しくなれます。
講座や試験は真珠の街、神戸で参加
合格発表ではなんと表彰していただきました
先日は真珠養殖場を訪れ、浜揚げや核入れを体験してきました
日本人女性の多くが持っている真珠。でも、自分がこの仕事をしていなかったら、「真珠ってどこで買えばいいのかな…?」って思っただろうと思います。
百貨店でも、路面店でも、ショッピングセンターでも、通販でも買える時代。一見違いがわかりにくいように見えるのに、3,000円のものも50万円のものもあります。
品質と価格のバランスを考え、加えて周囲との対比も考慮して、総合的に『自分に最適なもの』を選んでいただけるのがベスト。
『良いもの』とは最も高額なものではなく、最もお客様にマッチしたものだと思います。なおかつ、お客様の想像を少し超えていれば最高です。
そのためにも『信じられる人』が介在して、時には感覚的に、時には論理的に、腑に落ちるご案内をされることが必要になるのではないでしょうか。
世代を超えて、長く使うことが多い宝石ですから。
ということで、真珠について何かあった時には『真珠シニアアドバイザー』の存在を思い出してください。
メンテナンスや修理、糸替えも承っています。
Posted by まーちん at 19:03│Comments(0)
│ジュエリー