Jeweler's Style

  

先日、ジュエリーの製法について、用語の間違いがないか調べようとネットを閲覧していました。

なんか、読んだことのあるような文章だなぁ…と思い読み進めるにつれ、
「ああ、この人ぜったい気が合う！」と思ったのはのは途中まで。
過去に自分が書いた文章であることに確信を持ちました。
でも、文章が使われているのに、結論が自分とは違うまとめ方！

場所は某有名まとめサイトです。
元の記事は、ジュエリーについて公平に知っていただくための資料として書いたもので、
内容も中立な立場を取ることにとても気を遣いました。

簡単にコピペができてしまう時代なので、まあそれはそれで仕方ないのですが、
商業的に、一定の意図を持って利用されてしまうのは残念です。
（AとBならAがいい！Aを買うべき！など）


今回の記事は引用が認められ、修正していただきました。


自分も何かあるとすぐ携帯でポチっと検索するほど、情報があふれている時代です。
知識はどこからでも持ってくることができますが、本当にしっかりした内容を得るためには
どこの誰が、何のために書いているのかを知ることも大事だとあらためて感じます。
著述したものには、一定の責任が発生しますし、どういう意図があるのか推測できます。

まとめサイトやQ&Aサイトを覗くと、ジュエリーについて見るだけで
思わず突っ込みたくなるような間違い、商業的に誘導する内容がすぐに見つかります。
しかも「ベストアンサー！」がついていたりして。
自分だって、知らない分野について調べていることを思うと恐ろしいです。

匿名という立場では、どんなことを言うのも簡単。
そして危険なのは、この内容が正しくても、間違っていても、
閲覧数の多い人気の内容は、より人の目に触れやすくなってしまうことです。

手に入れた情報をもとに、商品を選択するのはあくまでお客様。
より正確に判断していただく材料を提供する側として、
できるかぎり公平に、正しい知識をご案内したいものだと思います。



  

今日は母のクラリネットのコンサートに来ています。



いくつになっても、打ち込めるものがあるっていいことだなぁ。
年齢を問わずに取り組める芸術はいいもんです。

アクト大ホールは大入り。
これはやりがいがあるぞー。