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2008年12月27日

聖夜のあとで

クリスマスも終わり。本格的に年の瀬ムードを感じます。
お店のクリスマスフェアもおかげ様で無事終了し、
撤去されるイルミネーションやオーナメントが一抹の寂しさを誘います。

気持ちのスイッチが仕事モードから切り替わらず、ブログの管理画面すら開けないこの頃。
師走とはよく言ったものですね。

お品物のお納めなどで、有難いことにたくさんのお客様がいらっしゃるこの時期。
今日起こしのお客様には何と
「今日の今日、自分も含めて従業員全員解雇されました。」
というお客様が。
自分と同い年、御家族と小さなお子さんまでいらっしゃるとのこと。
「予想はしていたからね」と誰を責めるわけでもなく、終始笑顔だったのが印象的でした。

ここまで酷くはないものの、自分も少しだけ共通する経験があるのでいつも思うことがあります。

自分が歯車の一部でしかないような大きなシステムの一部にいるとつい見失ってしまうのですが、
どの職種であっても、仕事は喜びなり、楽しみなり、幸せを人様に提供して
その見返りをいただいている行為。
ジュエリーなら、それを通して幸せをどれだけ提供できるか、ということ。

でも本当にそれを追求するなら、大企業にいても、ひとりきりになっても、
誰のせいでもなく、何のためでもなく、しっかり自分が立っていられなくては…と思うのです。

そのためにはどんなときも真摯に勉強し続け、
何かを提供できる存在であり続けるよう、自分を研磨し続けることが必要。

そうであってはじめて、提供できる喜びも本物になるのではないでしょうか。
またそれは一方通行ではなく、自分の気持ちを偽ったり、理不尽さに苛まれることのない、
仕事を通じて得られる本物の歓びになるのではないかと思います。

仕事を通じて成長できる…と言い訳などしつつ、
忙しさにかまけて本もあまり読まなくなってしまったこの頃。
改めてお客様の笑顔から自分を見つめ直させられました。

今年もあと数日。
メリハリをつけて頑張ろうと思います。

  
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Posted by まーちん at 01:33Comments(2)自分のこと・考え事

2008年12月21日

結婚式の2次会へ

昨夜は仕事を定時で切り上げ、急いで結婚式の2次会へ。

以前勤めていた会社の同期、SさんがめでたくJさんとご結婚。

新入社員として一緒に頑張った皆と楽しく食事。
ゲームも盛り上がってます。

いまは当時の仲間のほとんどが転職し、それぞれの道へ。
自分も頑張らなきゃ。

お二人とも誠実そうで聡明さが伝わる本当に良い夫婦。
末長くお幸せに!  
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Posted by まーちん at 19:41Comments(0)日常

2008年12月19日

働けたいやきクン

お店にて。
今夜はたい焼き食べて残業だっ!

あったかい差し入れがうれしいです。  
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Posted by まーちん at 23:00Comments(0)たべもの

2008年12月19日

イタリア語で見る夢

昨夜の夢は、なぜかオールイタリア語。
帰国してから忘れる一方だったのに、初めて見た・・・!

フィレンツェの学校をまた訪れて、
校長と近況について延々としゃべる夢…。

校長は、当たり前だけど流暢なイタリア語。
自分はイタリア語を思い出しながら会話。

自分には、そんなにたくさんの語彙はないはずなのに 
登場人物はネイティブのイタリア語がバンバン出てくる~。

頭のなかのどこかに、この内容がはいってるんだろうか??
どう考えても理解できない、脳の不思議。

今頃フィレンツェは厳かなクリスマスムードの頃。
みんな元気にしてるかな。
  
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Posted by まーちん at 08:31Comments(2)イタリアのこと

2008年12月18日

ステーキ天国

アトリエ・フィロンドール、毎月恒例の「カレイドスコープ制作体験会」終了後、
店長と噂のステーキ店「グリル渡辺」(浜松市南区揚子町)さんへ。

ステーキ400gを注文。

どーん。
鉄板からはみ出すほどの大きさ。

店長とあわせて650g。肉天国です~。

ガーリックライスもいっしょに、いただきまーす!


…柔らかっ!
そして何といっても、体験したことのないジューシーさ!!
したたるような肉汁と、肉そのものの「味」が口に広がる~。

鉄板の上でそのまま焼いて提供しているそうなので、
ステーキソースと肉汁が混ざって、肉に絡むのも美味さの秘訣なのかも・・・!

もう、普通のステーキ屋さんにはいけません。はい。
いちど、ご体験を。  
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Posted by まーちん at 13:46Comments(0)たべもの

2008年12月17日

大判焼き

今日のおやつは大判焼きだっ!

うまい~^^  
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Posted by まーちん at 19:13Comments(0)たべもの

2008年12月17日

毎日MONTBLANC

モンブラン…。甘美な響き。
ケーキもいいけど、「MONTBLANC」の方も。

最近はラグジュアリーブランドとしてジュエリーもリリースしているけど、
もともとはドイツの万年筆ブランドですね。

父が若いころ使っていたもので、以前譲り受けました。
もう30数年まえの「マイスターシュテック146」。
普段使いにはちょうどいいサイズ。

現在のマイスターシュテックとは違い、ペン先が18金です。(現在は14金)
製造が中断して空白と言われた1960年代を明け、1974年に復活。
その一時期だけ製造された希少な18Cモデルのようです。

もらった時は、キャップなどところどころメッキがはげ、緑青を吹いていました。
ちょっと磨きすぎて、さらに取れちゃったみたい…。

書き味は、現在のものよりやや柔らかめな様子。
微妙な金の配合の違いで、ペンのしなりが違うようです。

インクの出が気分屋だったりしますが、それもまた可愛いですね。

手紙などを書くときには、字に味や表情が出るので、万年筆もいいものだなと
思うようになりました。

ジュエリーもそうだけど、良いものは、ずっとずっと使えるものです。
こいつも、いつか自分が誰かに譲れる日がくるまで、大切に使っていければいいなぁ。  
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Posted by まーちん at 13:25Comments(0)すきなモノ・趣味

2008年12月15日

レーザードリルホール

お客様からお預りした、ファンシーイエローのダイヤモンド。
テーブル面(ダイヤの表面)の反射に、ポツポツと黒点が…。

拡大して見てみると、レーザードリルの痕跡。

ダイヤの表面から内包物まで、レーザーで極小の穴を開け、
酸などを流し込んだりして、目立たないようにしてしまう処理です。

肉眼ではわからない大きさなので、ルーペでも何気なく見ていたら、
見逃してしまいそうなもの。

正面などに大きな黒っぽい内包物があった場合、
この処理で見た目には綺麗になってしまうのですが、耐久性に影響を与える場合も。
どうしても人為的な処理なので、価値も下がってしまいます。

販売する側も、こうした処理をきちんと説明することが
ジュエリーへの信頼を高めることになる…と思う毎日です。  
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Posted by まーちん at 13:01Comments(2)ジュエリー

2008年12月13日

うなぎパイと

朝、通勤中の渋滞で、街路樹の葉がフロントガラスに。

風流だなぁ…とパチリ。

…うなぎパイがガッツリ映ってるじゃん!
うなパイトラック、初めて見た…。
奇跡。


これぞ浜松っていう風景ですね。



  
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Posted by まーちん at 08:34Comments(0)日常

2008年12月12日

「MIORING」がスゴいです。

1月の東京国際宝飾展での発表を控える「MIORING」

少しでもよいものにするため、連日店長と頑張っています。
カキコミだらけの撮影用マップ。

スタジオでは、カメラマンさん達も遅くまでがんばっていただきました。

やっと写真が上がり、公式サイトオープンまであと少し。
現時点での一部の商品などを簡単に紹介するため、MIORINGブログをリニューアル。


「MIORING」は「和の伝統」と、「職人のこだわり」、「手作り」で作り上げる
一つひとつが作品といえる作りのブランド。

公式サイトオープンまで、ちょっとのぞいてみてください!
  
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Posted by まーちん at 22:06Comments(0)アトリエ・フィロンドール

2008年12月05日

大アクアマリン

本日はアトリエ・フィロンドールにて「ルビーセミナー」を開催。
セミナーも面白いけど、(株)MORI’Sの千代松さんが合間に見せてくれる
ミャンマー産の未処理石の数々が面白い!

どーん。

アクアマリン。

手を添えると大きさがわかります。

なんと175キャラット。

イタリア語では、アクアマリーナ。
ラテン語での「海水」そのものの名前です。
これだけの大きさだと、雄大な海を感じずにはいられません。

桐箱が似合ってますなぁ。  
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Posted by まーちん at 18:03Comments(2)ジュエリー

2008年12月02日

新ブランドに期待!

連日、立上げ中のブランド「MIORING」の打ち合わせのため、
店長と遅くまで頑張っております。

ブランドのコンセプトワークから、
カタログ紙面の編集作業に至るまで。


本日はいよいよスタジオでの撮影に入ります。
ブランドデビューの国際宝飾展まで残る期間はあとわずか。

これからの「フィロンドール」と「MIORING」に乞うご期待。
いいものができそうです!  
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Posted by まーちん at 08:00Comments(0)アトリエ・フィロンドール

2008年12月01日

誘惑のレッドスピネル

レッド・スピネル。

深みがありながらも、抜けるようなスカッとした赤と、
キラキラとした輝きがとても美しい石。
その純粋な赤は、ルビーの「ピジョン・ブラッド(鳩の血の色)」
に対して「ストロベリー・レッド」とも評されます。
赤系の中で、私の最も好きな石のひとつです。

ルビーの色は複雑かつ奥深く、「良い」とされている色を見分けるのに経験が必要ですが、
この石は「誰が見ても美しい」というのが特徴ではないでしょうか。

英国王室の国宝、「Imperial State Crown(帝国王冠)」のメインストーンとして鎮座する
「黒太子のルビー」もじつはこの石。

日本では、どうしても「赤といえばルビー」なのですが、
欧米ではとても人気の高い宝石でもあります。
ダイヤよりはるかに少ない産出量であるルビーの、
さらに3分の1程度しか採れない…と希少性もトップクラス。
このまま人気が上がれば、すぐに手に入らない宝石になってしまいそう…。

結晶は等軸晶系で、原石は八面体。
強い蛍光性が人々の目をとらえます。
硬度も、ジュエリーとするに申し分ない8。

この石はミャンマー産、未処理のものです。

あまりの美しさから誘惑に負け、店長が購入してきたのを一つだけ
買ってしまいました。

…これでリングでもつくろうかな!  
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Posted by まーちん at 12:00Comments(0)ジュエリー
プロフィール
まーちん
まーちん
静岡県浜松市出身。
大手企業で法人営業を経験後、ジュエリーをはじめとした高級品の外商部門へ配属。宝石や営業への苦手意識や怪しそうな先入観があり、克服したい思いと逃げ出したい思いから配属初年で全国トップセールスとなる。
数年後、部門の買収を機にIT関連企業から声をかけていただき転職、ジュエリーWEBショップサイトを運営する。
オリジナルジュエリーを企画・販売する中で、いつしかジュエリーを好きになっている自分に気づくと同時に、あまりにもそれを知らないことに気付く。宝飾業界の販売のあり方にも疑問が募り、販売技術だけでなく「ジュエリーそのものを1から学びたい」との思いが芽生えたため、退職してイタリア・フィレンツェのジュエリースクールに単身留学。
多くの熟練マエストロ達からイタリア式ジュエリー制作、フレンツェ流透かし、デザイン、彫刻などを学ぶ。

帰国後、ヨーロッパスタイルの「工房&ショップ」でオーダーメイド・ブライダルジュエリーを制作するアトリエフィロンドールへ仲間入り。様々なジュエリーの現場経験と製作経験を生かして、理想のジュエリーづくりのお手伝いをする。
・GIA(米国宝石学会)ダイアモンド修了士。
・ブライダルジュエリーブランド「MIORING」、「HISTOIRE de Filondor」ディレクター
・1級ジュエリーリモデルカウンセラー(JRC)

アトリエ・フィロンドール
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