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2009年06月04日

ANTONIO MAURIZI(アントニオマウリッツィ)の靴

今日は自分で靴底のつま先修理。
帰国前にイタリアで購入したANTONIO MAURIZI(アントニオ・マウリッツィ)の靴。
ANTONIO MAURIZI(アントニオマウリッツィ)の靴
イタリア中部、マルケ州の靴。
手作り感を出しながらも、リーズナブルで定評があるそうです。
キャップトゥ風にステッチが入っています。

日本でもイタリア靴の中では購入しやすい価格帯のものなのですが、
当時ユーロが高かったにもかかわらず、フィレンツェの靴屋さんでは破格の安さでした。

しかも、お札が足りず「カードでいい?」と聞くと
「じゃあある分でいいよ」と、イタリアーナのお姉さんはウインクして、
何千円かまけてくれました。
面倒なのが嫌なのか、よくあることでした。

ちなみに、フィレンツェではドゥオモとサンタマリア・ノヴェッラ駅の間、
サンタマリア・マッジョーレ教会の向いあたりの靴屋さんにあると思います。(多分)

ここがよく使う「ブレイクラピド製法(ブラックラピドとも)」は
英国靴でおなじみのグッドイヤー・ウェルト製法と
イタリア靴でよく採用されるマッケイ(ブレイク)製法との中間的なイメージらしく
グッドイヤーの安定感とマッケイの屈曲の良さを併せ持つといわれます。
ANTONIO MAURIZI(アントニオマウリッツィ)の靴
技術的なことは専門家ではないのでよくわからないのですが、
実際、ソールの返りがすごくよくて軽快なのにしっかり感があり、
いかにもマッケイという薄っぺらさを感じません。

でも、トゥがとんがり、ロングノーズぎみなので
つま先がすごい勢いで減ってきます。

今回はオイルレザーを張って応急処置。

日本では早くも見かけなくなってきたトンガリ系の靴も、
向こうではまだまだ流行りのようで、お兄さんからイタオヤまで、
刺さる程の靴で石畳を闊歩しているのが印象的でした。

英国靴と違い、肩の力を抜いて履ける靴。

出張のよき友です。


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プロフィール
まーちん
まーちん
静岡県浜松市出身。
大手企業で法人営業を経験後、ジュエリーをはじめとした高級品の外商部門へ配属。宝石や営業への苦手意識や怪しそうな先入観があり、克服したい思いと逃げ出したい思いから配属初年で全国トップセールスとなる。
数年後、部門の買収を機にIT関連企業から声をかけていただき転職、ジュエリーWEBショップサイトを運営する。
オリジナルジュエリーを企画・販売する中で、いつしかジュエリーを好きになっている自分に気づくと同時に、あまりにもそれを知らないことに気付く。宝飾業界の販売のあり方にも疑問が募り、販売技術だけでなく「ジュエリーそのものを1から学びたい」との思いが芽生えたため、退職してイタリア・フィレンツェのジュエリースクールに単身留学。
多くの熟練マエストロ達からイタリア式ジュエリー制作、フレンツェ流透かし、デザイン、彫刻などを学ぶ。

帰国後、ヨーロッパスタイルの「工房&ショップ」でオーダーメイド・ブライダルジュエリーを制作するアトリエフィロンドールへ仲間入り。様々なジュエリーの現場経験と製作経験を生かして、理想のジュエリーづくりのお手伝いをする。
・GIA(米国宝石学会)ダイアモンド修了士。
・ブライダルジュエリーブランド「MIORING」、「HISTOIRE de Filondor」ディレクター
・1級ジュエリーリモデルカウンセラー(JRC)

アトリエ・フィロンドール
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