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2008年10月30日

フィレンツェ名物の焼き栗!

ちょうど去年の今頃…。

フィレンツェで公園を散歩していると発見。
フィレンツェ名物の焼き栗!

あ…あれはクリじゃねえか!
これがトスカーナ名物のマローネ(栗)かっ!

この季節、イタリアでは街角に焼き栗売りが出始めます。
でも、留学中の身なのでまだガマン中。

だれも取らないのか…イタリアなのに、おかしい。
と思いつつ、周囲をうかがいながらゲット。

しゃーーーーーっ!
フィレンツェ名物の焼き栗!
…?

イガの中に一個ずつしか入っていない。
(まだツっ込まないでね。)

イタリアのクリは違うんだなぁ…。
まあいいや、これで今夜は本場の焼き栗だ!!
と思いつつ、ニヤニヤしながら胸をふくらませ帰宅。

イタリアではスーパーなどに栗焼き専用のフライパンが売っているのです。
幸い自宅にも、以前の居住者のそれが。

丹精込めて、クリを焼いてみました。
ジャーン!
フィレンツェ名物の焼き栗!
ああ、ニヤニヤが止まらない。

ほっくり焼けて、美味しそう!
いやいや皆さん、すいませんねぇ。
いただきま~す!

…。

………………。


ゲフっ!
渋いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
渋い渋い渋い!!

渋いじゃねぇか、この野郎!

今まで感じたことのない渋さが津波のようにやってきます。
舌の感覚が軽く麻痺。

あわてて同居人に聞いてみると、どうやらこれは「マロニエ」。
クリじゃないそうです。

くそっ!やっぱり変だと思ったぜ!(急変)
イガもグロテスクだし!(笑)
誰もとってなかったし!

あんなに宝物のようだったコレも、突然生ゴミに見えてくるのです。(失礼)
ということで、残念ですがサヨナラいたしました。

よくよく調べてみると、これは渋柿みたいなもので、和名はトチの実。
砂糖漬けにして渋を抜いたものが本来の「マロングラッセ」だそうです。

翌日、学校でイタリア人に爆笑されたのは言うまでもありません。

なんでもやたらと食ったらいけませんね…(笑)

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この記事へのコメント
やってしまったね・・・クククヽ(`Д´)ノ 。
Posted by みよっシ~ナみよっシ~ナ at 2008年10月31日 01:22
やってしまいましたよ…。
はい。
Posted by まーちんまーちん at 2008年10月31日 21:30
ごめんなさい。電車の中で笑ってしまいました(^_^;)
渋栗なんて栄養士の私も知りませんでした~。
私も昔、学校から帰ってきたら綺麗に剥かれている柿が!私は、喜んで食べると渋柿でした~。だけど、それだけでは終わらず姉が帰ってきて、食べさせて、また、真ん中の姉にも二人で騙して食べさせて怒っていたら…。
お父さんが「これは渋柿なので食べないように」って書いてあるじゃないかって!しかも超小さな字で!ひどい!小さい頃のショックな思い出です(^_^;)
Posted by ともちゃん at 2008年11月14日 19:58
ともちゃんさん、それはショックですね~。渋栗のあの味は思い出したくありません…。渋い思い出です(笑)
Posted by まーちんまーちん at 2008年11月14日 20:44
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プロフィール
まーちん
まーちん
静岡県浜松市出身。
大手企業で法人営業を経験後、ジュエリーをはじめとした高級品の外商部門へ配属。宝石や営業への苦手意識や怪しそうな先入観があり、克服したい思いと逃げ出したい思いから配属初年で全国トップセールスとなる。
数年後、部門の買収を機にIT関連企業から声をかけていただき転職、ジュエリーWEBショップサイトを運営する。
オリジナルジュエリーを企画・販売する中で、いつしかジュエリーを好きになっている自分に気づくと同時に、あまりにもそれを知らないことに気付く。宝飾業界の販売のあり方にも疑問が募り、販売技術だけでなく「ジュエリーそのものを1から学びたい」との思いが芽生えたため、退職してイタリア・フィレンツェのジュエリースクールに単身留学。
多くの熟練マエストロ達からイタリア式ジュエリー制作、フレンツェ流透かし、デザイン、彫刻などを学ぶ。

帰国後、ヨーロッパスタイルの「工房&ショップ」でオーダーメイド・ブライダルジュエリーを制作するアトリエフィロンドールへ仲間入り。様々なジュエリーの現場経験と製作経験を生かして、理想のジュエリーづくりのお手伝いをする。
・GIA(米国宝石学会)ダイアモンド修了士。
・ブライダルジュエリーブランド「MIORING」、「HISTOIRE de Filondor」ディレクター
・1級ジュエリーリモデルカウンセラー(JRC)

アトリエ・フィロンドール
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〒431-3125
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